2007年06月10日

5月に読んだ本のご紹介

5月に読んだ本をご紹介します。




お父さんはやってない 矢田部 孝司+あつ子 (太田出版)
映画にもなりましたが、チカンに間違えられ、その後の本人と家族の苦悩が書かれています。
もし、自分が電車に乗っていただけで、チカンに間違えられたら。。。
なんとも言いようのない怒りが、こみ上げてきます。face09


虚構―堀江と私とライブドア 宮内 亮治 (講談社)
ライブドア事件の事を当事者が書いています。
MSCB発行は100%既存株主の価値を破壊しています。それなのに、本の中には”統計を取ると増資の方が下落率が高い”などわけの分からない事を言っています。(株主価値破壊の現実と統計の結果はまったく関係ありません)ライブドアの株主の方にぜひ読んでほしい本です。face01


オバサンの経済学 中島 隆信 (東洋経済新報社)
日経新聞の広告で面白そうだと思い買った本です。
オバサンの背景の説明が多く(経済学だからしょうがないですが)自分が思っていた期待値までは、一歩足りない本でした。でも楽しく読めました。


おこぜ流経営学 4000億円を目指すあすなろの木の企業遺伝子 皆木 和義 (日経BP社)
加賀電子の塚本勲社長の経営哲学について書いてある本です。
社長本人の書いた本ではないですが、凄く細かく取材してあり、少しですが加賀電子のすばらしい一面が感じられました。


社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 石原 明  (サンマーク出版)
インサイダーマンさんより教えていただいた本。すばらしい事がたくさん書いてありました。face01
本の中の一文に「会社が生活者として人間を雇用している以上~がんばって働いてくれた社員に対して報酬を支払うのは最低の礼儀なのです。」当たり前の事をしていない社長!多くないですか?


金の匙 銀の匙 BUSINESS is LOVEを知る6つの童話 尾関 茂雄 (英治出版)
有名な童話を6集をアレンジした本です。ハマル人は結構 ハマリます。


なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換 藤沢 久美 (ダイヤモンド社)
人に進められて読んだ本です。チョット古い事が多く書いてありますが、とても参考になりました。


フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方 スティーブン・C. ランディン (早川書房)
魚市場の人々を通してオフィスの環境(仕事のしやすい感情)について、分かりやすく解説している本です。奥が深い本です。


女房を質に入れるといくらになるのか?―投資理論や会計学でみる結婚・家族の“正体” 永野 良佑 (扶桑社)
タイトルに引かれて購入した本です。 会計の事を分かりやすく書いてあるそうですが。。。
逆に分かりにくい。僕の考えと異なる事が度々出てきます。


人はなぜ簡単に騙されるのか ゆうき とも (新潮社)
プロマジシャンが騙される人(トリックに引っ掛かる)の心理について書いてある本です。。。が最後の方は感想文?


コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 村井 哲之 (朝日新聞社出版局)
どの会社も行っている”裏コピー”。
特に効果が無い事が一番分かっている”総務”が黙って行っている。どこの会社も同じですね。(笑)
調達改善→運用改善→設備改善 この順番を間違えている会社、多くありそうです。



先週、本をご紹介するの忘れてました。face01


先月は びみょ~な本が多かった気がします。  


Posted by きみぶう at 10:00Comments(2)きみぶうの本棚